こんにちは!松田です。この度、屋敷の茶が世界一に輝いたJapanese Tea Selection(日本茶コンクール)
のことを書いてみます!(^^)!
Japanese Tea Selection
先日、フランスパリで行われました日本茶コンクール「Japanese Tea Selection2021-2021」において舞妓の茶本舗の最高傑作玉露「屋敷の茶」が
なんと玉露部門にてグランプリを受賞致しました!!!
日本全国から応募総数238点の中から玉露部門の頂点に!
このJapanese Tea Selectionはユーロ・ジャパン・クロッシングが主催、在仏日本大使館やJETOROパリ事務所、日本茶インストラクター協会などが後援。
1次・2次審査にあたるのは食のプロとされるフランス人たちです。第3次審査まであり、各部門金賞、銀賞、銅賞を決め、グランプリは金賞の中から審査され決められます。
Japanese Tea Selectionホームページコチラ
メディアでも注目
「屋敷の茶」が金賞、グランプリを受賞したことが地元紙などでも大きく取り上げられました!
世界一の「屋敷の茶」
この世界一になった屋敷の茶は舞妓の茶本舗の代表する商品であります。
舞妓の茶本舗のある京田辺市は玉露の産地でも有名で、京田辺市の特産品にもなっています。
この屋敷の茶を生産しているのが玉露作りの名人山下壽一氏。山下壽一氏は全国茶品評会で何度も日本一になっておられ、数年前には平成の天皇陛下の前で玉露の手も揉みも披露されました。
現在は孫の山下新貴氏が後を継ぎ、壽一氏の技術を継承され、2018年新貴氏が手がけた玉露が農林水産大臣賞を受賞し、伝統ある玉露作りを引き継いでおります。
この「屋敷の茶」の名前の由来は山下家の屋敷の裏に茶園があり、園主が1年中茶園を管理し毎日屋敷から茶葉の様子を見える。からこの「屋敷の茶」という名前にしたようです。
そんな「人」の手で手間暇かけたのが最高傑作玉露「屋敷の茶」です。
最高傑作「屋敷の茶」はコチラクリック
「屋敷の茶」にはストーリーがある
私は実際この屋敷の茶を製造していますが、このお茶を製造するときはとにかく
「気」をはります!!正直、前日は熟睡できません。。
なんせ舞妓の茶本舗の中で一番の高額な商品という事もありますが、どの商品もそうですが、特に屋敷の茶にはそれこそ、人の汗と人の努力と、丹精こめて作っておられる生産者の想いを受け継ぎ、
我々舞妓の茶本舗が仕上げ、販売をするという、そこには「ストーリー」詰まっているからです。
屋敷の茶はいわば箱入り娘のように大事に丁寧に扱います。雨降りや湿気の多い日は湿度計を確認し湿気が多い日は製造をストップします。
そして、屋敷の茶は呼吸しています。
袋から開けると、それはそれは屋敷の茶の香りが漂い、すごくいい香りが致します。お茶には品種香というものがあり、玉露、煎茶、かりがねなどそれぞれそのお茶の香りがあります。
屋敷の茶は玉露本来の香りと「ストーリー」の香りがするのです。(おそらく私だけですが・・)商品詰め作業が終わるとすぐに真空し、品質、香りを維持させます。
それを怠ると、屋敷の茶は拗ねるのです・・香りが薄くなったり、酸化をはじめたり。。。
そんな箱入りな「屋敷の茶」がフランスで世界の頂点に!!嬉しい限りです!(^^)!
現地フランスにて屋敷の茶グランプリ受賞の様子をYouTube動画に編集しました。
グランプリ受賞YouTubeコチラクリック