去年京都府外から引っ越ししてきた飯塚です。
お茶の話を地元の友人としていると、緑茶おいしいよね。みたいな話になることがあります。
しかし茶業界で働いていると緑茶という呼び方をすることがないのです。
一体緑茶ってなんだ。どれのことだ。
日本茶=緑茶?
なんとなくのイメージでいくと
緑色した日本茶=緑茶と考えている人が多いと思います。
働くまでは私もそうでして、日本茶の種類はまぁ緑茶とほうじ茶あとは麦茶くらいなんかなーみたいな漠然としたイメージを持っていました。
しかし実は緑茶という呼び方は、サーロインステーキのことを肉と呼ぶくらい曖昧なものなんです。
WIKIを見てみますと、
緑茶(りょくちゃ、拼音: lǜchá)は、チャノキの葉から作った茶のうち、摘み取った茶葉を加熱処理して茶葉中の酵素反応(茶業界では「発酵」と呼ばれる)を妨げたもの、
もしくは緑茶を湯を注ぎ、成分を抽出した飲料のこと。
となっています。
つまり非常に多くの種類の製品が作られていて、その総称となっているんです。
ここに羅列しますと
煎茶 深蒸し煎茶 蒸し製玉緑茶 番茶または川柳 かぶせ茶
玉露 抹茶 ほうじ茶 玄米茶 粉末茶 固形茶 インスタントティー
茎茶または棒茶 粉茶 芽茶 釜炒り製玉緑茶 混合茶
の17種類に分類されます。
なのでほうじ茶を見てみるとわかる通り、水色だけでは判断できないんです。
煎茶に関しても深蒸しは緑色が濃く見えますが、弊社の煎茶である鳳翔などはうまみは濃いですが淡い黄色をしています。
抹茶も緑茶。番茶も緑茶になります。
このコラムを見ていただいている方のように、お茶にご興味がある方でしたら
この17種類の呼び方を駆使するともっともっとお茶について詳しくなれます。
舞妓の茶本舗のおすすめ
もしも弊社にご来店されたときに、おすすめの緑茶はありますか?と質問されると
緑茶の中でも玉露は京田辺の特産品でおすすめになりますよ!特に普賢寺緑クラス以上は素晴らしい味わいです。
のような返答になるかと思います。
#緑茶#煎茶#玉露